Coturn は TURN および STUN サーバーの無料オープンソース実装です。
TURN サーバーは VoIP メディアトラフィックの NAT トラバーサルサーバー兼ゲートウェイです。汎用ネットワークトラフィック用の TURN サーバーおよびゲートウェイとしても使用できます。
対応するプロジェクトのターゲットプラットフォームは以下のとおりです:
- Linux
- Mac OS X
- Windows(Cygwin):コンパイル済みバイナリは登録ユーザー向けに提供しています。

Windows での設定
まずアカウントからコンパイル済みバイナリをダウンロードしてください。win32 と win64 の 2 種類が用意されています。希望するプラットフォームを選択し、バイナリをフォルダに展開してください。以下のファイルが作成されます:
1. アプリケーションの実行に必要な Cygwin ライブラリです。coturn サーバーと一緒にこれらのライブラリを配置してください。
2. いくつかのコンソールアプリケーション:
2.1 turnserver.exe:TURN/STUN サーバーを起動するメインのコンソールアプリケーション
2.2 その他のアプリケーション:設定またはテスト目的で使用します。
3. Turnserver.conf:coturn サーバーの設定ファイルです。

turnserver.conf
これは coturn サーバーの設定ファイルです。開くとデフォルト設定が確認できます。
シンプルな設定
サーバーのパブリック IP が 80.15.44.123 でポート 80 でリッスンしている場合の設定例です。接続認証情報:ユーザー名 = demo、パスワード = secret
以下の設定を行ってください:
listening-ip=80.15.44.123
listening-port=80
realm=yourrealm.com
user=demo:secret
TLS を有効にした設定
サーバーのパブリック IP が 80.15.44.123 でポート 80 および 443(TLS 接続)でリッスンしている場合の設定例です。接続認証情報:ユーザー名 = demo、パスワード = secret。証明書名(PEM 形式必須)は certificate.crt、秘密鍵は private.key です。
以下の設定を行ってください:
listening-ip=80.15.44.123
listening-port=80
realm=yourrealm.com
tls-listening-port=443
cert=certificate.crt
pkey=private.key
user=demo:secret
その他の設定オプションについては、turnserver.conf を開いてドキュメント化されたセクションをご参照ください。
coturn の実行
設定が完了したら、turnserver.exe を実行するだけでサーバーを起動できます。新しいコンソールアプリケーションが開き、ログファイルが作成されます。turnserver.conf ファイルで "verbose" を有効にすると、コンソールの詳細表示を増やすことができます(より詳細なメッセージが表示されます)。

